Rustのインストール方法と変数について、簡単にご紹介。
Rustのインストール
- コマンド:
curl --proto '=https' --tlsv1.2 -sSf https://sh.rustup.rs | sh
- Windows は少し手順が変わる
Rust is なに?
世界の愛され系言語No.1がRustです。
Stack Overflow Developer Survey 2021で最も愛されている言語1位に選ばれ、
今年でなんと6連覇…!
日本での人気は Go 言語には劣っている感は否めませんが、
徐々に浸透してきているのではないでしょうか?
※ 愛されている言語であり、世界で最も使用されている言語ではないので注意。
Rustの特徴
良質な記事を発見しましたので、そちらを貼っておきます笑
Rustをインストール
まずはRustをインストールしていきます。
Linux or macOS
コマンドを実行するだけ。簡単ですね。
$ curl --proto '=https' --tlsv1.2 -sSf https://sh.rustup.rs | sh
このメッセージが出たら、インストールは完了です。
$ Rust is installed now. Great!
Windows
Windows環境の方はこちらをご参考ください。
LinuxやmacOSと比べると、少し面倒そう…
Playgroundもあるよ
お手軽にRustを実行できるPlaygroundもあります。
インストールするのはチョット… という方はここで遊ぶのもありです。
基本文法
変数
変数の宣言はlet
を使用します。
fn main() {
let hoge = 10;
println!("{}", hoge);
let pi: f32 = 3.14;
println!("{}", pi);
}
値を割り当てる際、Rust は 99% のケースで変数の型を推論できます。
それができない場合、変数宣言に型を追加できます。
Tour of Rust
こういう書き方をしているので、
最初から値を代入する場合は推論するのが基本なのか?
勉強する上で探っていきたいと思います。
また、以下のような宣言の後で初期化する書き方は
あまり使われないそうです。
fn main() {
let pi;
pi = 3.14;
println!("{}", pi);
}
まぁ、たしかにあえて2行で記述するメリットはないですかね。
Rustでは、変数に値を代入することをバインドと言います。
変数のシャドウイング
Rustでは、同じ変数名を複数回割り当ることが可能です。
これは変数のシャドウイングと呼ばれ、型を変更して後でその名前で参照できます。
fn main() {
let hoge = 10;
println!("{}", hoge); // 10が出力される
let hoge = 100;
println!("{}", hoge); // 100が出力される
// 型を変更することも可能
let hoge: f64 = 3.14;
println!("{}", hoge); // 3.14が出力される
}
mut キーワード
Rustでは、変数が可変か不変かの区別があります。
- 可変
-
コンパイラは変数の書き込みと読み込みを許可する
- 不変
-
コンパイラは変数の読み込みだけを許可する
変数を可変で宣言する場合は、mut
キーワードを使用します。
fn main() {
let mut hoge = 10;
println!("{}", hoge); // 10が出力される
hoge = 100; // letはありません!
println!("{}", hoge); // 100が出力される
}
mut は、mutation(=変化・突然変異)に由来するキーワードだと思われます。
命名規則
変数名は、スネークケースsnake_caseで定義します。
fn main() {
let hoge_hoge = 10;
println!("{}", hoge_hoge);
}
命名規則は以下サイトに綺麗にまとめられてますので、一読しておくと良いでしょう!
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